自分が身を置く環境について
- maco
- 2015年3月13日
- 読了時間: 2分

こんにちは。
たくさん考えさせられることがあったので記事にしたいと思います。
「会社員」ということについて、
ある経営者の方と直接お話する機会がありました。
私は独立したい人間ですし、サラリーマンは合っていないなーとよく思います。
飲み会大嫌いですし、「社会人とはこういうものだよ」と言われるとイラッとします。
ちょっと外に出たら、もっと違う生き方をしている人がたくさんいるのに、
「お給料は我慢料」なんていう考え方は死んでもしたくありません。
けれど、経営者の方からこんな言葉を聞きました。
大手の会社を定年で退職されてからも、自分の経験をもっと活かしたいということで、
中小企業に転職された方のことを話されたときの言葉です。
「私は勤め人ができなかった人間だけど、あの人をみると、
長年、何年も続く企業に勤め、そこで脈々と受け継ぐ知恵を学び、身につけられ、
定年になってもなお輝く彼から、私は多くのものを学ばせてもらっている。
彼の魅力というものを感じている。」
正直、この人が、この言葉を私にかけてくださったことで、
救われた気持ちになりました。
私は今の会社しか知りません。
だからもっと多くをいろいろなところから学びたいと思っていますし、
将来は会社に頼らず生きていきたい。
けれど、会社というものの本来の姿を感じることなく、学ぶことなく、
個人で仕事をするというのは、
とてももったいないことのように思います。
そりゃ「そんなことしている時間があれば自分のことを頑張れ」という考え方もあると思います。
けれど、そこで、「何か他に方法がないだろうか。なぜこの業務が必要なのか」と、
一人の会社員として考え、行動していくことは、
けして会社の犬になりさがった愚かな行動だとは私は思えません。
外国では新卒という考え方がなく、「あなたは何ができるのか」で人を雇うと聞きます。
私は「設計ができる」「動画が作れる」「デザインができる」とか、技術的なことを勉強するのが好きです。
けれど、それだけで会社員はできないし、
フリーランスになるなんてことはなおさらできないと思います。
日本という国でサラリーマンになって、今の会社に入社し、
何度も辞めよう辞めようと思っていましたが、
まだまだ私はここで学ぶことがあり、
ただ、勤めている会社だけで学ぶ気もありません。
しばらくは、2束のわらじを履く覚悟で、
「時間がないからこそできることがある」の精神でやっていきたいと思います。
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